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AI・IoT関連情報 - August 2025

CCPIT Patent & Trademark Law Office China


2025世界人工知能大会 中国の通信事業者がAIを全面的に応用

 

計算力、大規模モデル、エンボディドAI、ロボットからエコシステムの構築と産業のエンパワーメントまで、上海で開催された2025世界人工知能大会(WAIC)では、中国の通信事業者がAIをあらゆる面で取り入れており、各社独自のAIの最新成果と応用が次々と発表された。

今回の展示では、AI技術の高度化、AI応用の実現、デジタルとリアルの融合は、通信事業者が特に重点を置いた分野である。その中の「星辰」大規模モデルシステムは、すでに10億、100億、1000億のパラメータを実現し、オープンソース化も行っており、これをベースに、50以上の業界の大規模モデルと10以上の内部向け大規模モデルが構築されている。星辰の全工程にわたるAIサービス能力は現在、中国中車(CRRC)を始めとする10社以上の国有企業で導入され、エネルギー、工業、交通、建設・住宅など多くの業界・分野で活用されている。

中国移動(チャイナ・モバイル)のブースでは、自主開発した四足歩行ロボット犬5台が音楽に合わせてダンスを披露し、来場者の注目を集めた。自主開発した「霊犀2.0インテリジェントエージェント」を搭載したAIスマートフォン、AI+スマートコクピット、エンボディドAIロボット犬、各種AIハードウェアなどが、デジタル化とインテリジェンス化によって個人の生活を再構築している。

中国移動の董事長・楊杰氏は、「AI+」時代を迎えるにあたり、同社は新たな「扁担効果(へんたんこうか)」を発揮していく方針を明らかにした。具体的には、一方で技術革新を牽引し、人工知能(AI)分野におけるオリジナリティ成果の創出を数多く加速させ、他方で産業革新を促進し、多様なAIネイティブ型サービスの育成と拡大を図るとしている。

(※「扁担効果」とは、中国において古くから使われてきた比喩表現であり、両端に荷物を吊るした棒(扁担)を肩に担ぐことで、左右のバランスを取りながら全体を安定的に運ぶことができるという構造に由来する。この概念は、技術と産業の両面を同時に推進し、全体最適を実現するという戦略的アプローチを象徴している。)

今回発表された基盤大規模モデル「九天3.0」は、中国移動が独自開発した大規模モデル基盤技術に基づき、マルチモーダル能力、業界特化型エンパワーメントの特徴を備えている。

中国聯通(チャイナ・ユニコム)の新型データ産業基盤及びデータセットプラットフォーム、AI+医療複数疾患の診療補助インテリジェントエージェントの2つの展示品が、大会の「中国AI産業イノベーション成果展」に選出された。また、中国聯通は「AIインフラストラクチャ、データセット、大規模モデル、インテリジェントエージェント、AIセキュリティ」という5つのコア能力を全面的に展示した。

https://www.chinanews.com.cn/cj/2025/07-27/10454520.shtml

 

 

世界初のロボット6S店が開業 階上と階下が川上と川下

 

世界初のロボット6S店がこのほど深圳市で開業した。これまでの自動車4S店の「販売(Sales)、部品販売(Spare Parts)、アフターサービス(Service)、情報提供(Survey)」というモデルに「レンタル」と「カスタマイズ」を融合させ、この「6機能一体型」のライフサイクルサービスシステムにより、ロボットが実験室から市場へ、技術コンセプトから生活シーンへと進むために効果的な架け橋を築いた。

7月28日、深圳市竜崗区のロボット劇場で、音楽が流れる中、黒いトレンチコートを着たヒューマノイドロボット10台が腕を振り、足を蹴り上げ、回転しながらダンスを披露し、会場から拍手と歓声が上がった。続いて、四足歩行ロボット8台が機敏に動き、時には隊列を組んで円形の陣形を作り、時にはS字ルートに変形し、ジャンプや回転といった難易度の高い動作さえもこなした……当日、Robosen(楽森)、Digital Huaxia(数字華夏)、Zhongqing(众擎)、Unitree(宇樹)など7社のヒューマノイドロボット企業が、深圳ロボット街初の巡回公演に集まってきた。世界初のロボット6S店の開業イベントの一環であるこの公演は、公衆にテクノロジーとアートが融合したパフォーマンスを披露しただけでなく、ヒューマノイドロボット産業が技術R&Dからアプリケーションでの実用化へ、単独のブレークスルーからエコシステム協調へと踏み出す重要な一歩を示すものとなった。

深圳市AI産業クラスターの重点配置地域の一つとして、竜崗区は一貫してAIとロボット産業の発展に尽くしてきた。計算リソースプールを構築し、10億元規模のAI産業ファンドを設立し、AIとロボットデータ集約サービスセンターを設立し、100以上の「都市+AI」の応用シーンを公開している。現在、同区にはサプライチェーン全体をカバーするAI企業が620社以上集まっており、ロボット産業クラスター企業数は1万2700社を超えている。

ロボットは「見て、触れて、コミュニケーションできる」

ロボット6S店は「展示販売一体化」モデルを初めて導入し、冷ややかな技術パラメータを、触れ合い交流できる体験可能な展示へと変換して、人と機械のインタラクション体験シーンを新たな次元へと引き上げた。来店者はヒューマノイドロボットの関節の柔軟性を間近で観察したり、ロボット犬に指示を出して交流したり、ロボットの日常生活支援機能を体験したりすることで、自ら体験することでロボット技術への理解と信頼を深めることができる。この「見て、触れて、コミュニケーションできる」販売モデルは、これまでの販売における体験の障壁を打ち破った。

6S店内の「ロボット部品スーパーマーケット」はサーボモータ、センサー、減速機などのコア部品を揃え、主流のヒューマノイドロボットとサービスロボットの修理のニーズに対応しており、『ロボットの救急室』とも言える。「家庭用サービスロボットのセンサー故障から、産業用点検ロボットのロボットアーム損傷まで、ここで適切な部品を見つけることができる」と、深圳市竜崗区人工知能(ロボット)署の趙冰冰署長は紹介し、「専門技術チームと連携して、『迅速対応、即時修理』を実現し、装置の停止時間を最小限まで抑え、ロボットの安定稼働を保証する」と述べた。

「ワンストップ型」サービスでユーザーの悩みを解決

ロボットを購入したが使い方がわからない、技術的な問題が発生したが誰に相談すればよいかわからない……多くのユーザーの悩みに対応するため、6S店の現場では、ベテランエンジニアが常駐し、顧客にマンツーマンで操作指導やトラブルシューティング方法を提供する。企業向けには、カスタマイズされた技術トレーニングコースを提供して、操作員がロボットのそれぞれの機能を確実に習得できるようにする。購入前、購入後、さらに長期的な技術アップグレードをカバーする「ワンストップ型」サービスの閉ループを形成している。

「企業には市場が何を必要としているかを、ユーザーには技術が何を提供できるかを伝え、ロボットを『実験室の製品』から『生活必要品』へと変貌させる」と、趙冰冰署長は語った。そのため、同店は革新的に「ロボット情報フィードバックとシーンデータ蓄積システム」を構築し、ユーザーからロボット性能、機能、シーン適応性に関する評価、および使用中の稼働データを収集し、動的に更新される「ユーザー要求データベース」と「シーン応用マップ」を構築する。

「これらのデータはリアルタイムで開発企業にフィードバックされ、ロボットのアルゴリズム最適化、機能イテレーション、シーン拡張に正確な根拠を提供する」と、趙冰冰署長は語り、「家庭シーンにおけるサービスロボットの使用データを分析することで、企業は複雑な家庭環境へのロボットの適応能力を向上させることができる。産業シーンのフィードバックに基づき、ロボットの耐干渉性能を最適化できる」と例を挙げながら説明した。

レストランは配膳や料理の提供ができるサービスロボットを、工場は重量荷物の運搬ができる産業用ロボットを、研究機関は特定センサーを備えた実験用ロボットを必要とする。こうした「非標準ニーズ」に応えるため、6S店はカスタマイズサービスを提供する。「技術チームが顧客のシーンの特性、機能要求、性能指標を深く理解し、ハードウェア構造設計、ソフトウェアアルゴリズム開発から外観デザインのカスタマイズまで、全工程にわたるソリューションを提供する」と、深圳未来時代机器人有限公司CEO兼6S店店長の林楓氏は紹介し、「業界やシーンによってロボットへの要求はさまざまであり、カスタムサービスはロボットを異なるシーンに適合する『万能ツール』にすることができる。例えば、博物館向けにカスタマイズした案内ロボットには、館内マップと文化財解説システムを内蔵できる。物流倉庫向けにカスタマイズした運搬ロボットは、積載能力と経路計画アルゴリズムが最適化される」と語った。

「単独行動」から「産業クラスター発展」へ

同日、Zhongqing(众擎)、Unitree(宇樹)、Leju(楽聚)など26社のロボット企業が共同で連携協定に署名し、技術R&D、シーン共有、市場開拓などの面で深く協力し、ロボット産業の標準化と大規模応用を共同で推進することを約束した。

現在、サプライチェーンの川上・川下の200社以上が進出意向を示している。そのうち、ヒューマノイドロボットおよびサービスロボット企業は約50社で、コア部品のR&Dから完成機製造、ソフトウェアアルゴリズムからシーン応用まで、産業チェーンの全工程をカバーしている。

この店舗では、階上と階下がそのまま川上と川下の関係を形成する。6S店が構築した産業エコシステムでは、階下の部品サプライヤーと階上の完成機メーカーは目と鼻の先にあり、開発企業とシーン応用先はいつでも対面でコミュニケーションでき、技術的な難題が数時間で解決策を見つけることができる。

ロボット産業エコシステム構築の大きなハイライトは、「ロボット部品スーパーマーケット」では、小さなネジ1本から大きな制御システム1セットまで、ロボット生産に必要なあらゆる「パーツ」をワンストップで調達できることである。「これまでは、適合するセンサー1つ探すのに、3~5社のサプライヤーに連絡して半月かかることもあった。今ではスーパーマーケットに行けば半日で手に入り、その場で互換性をテストすることもできる」と、Lingsi Intelligence(霊鍶智能)の研究開発責任者である林欽鴻氏は紹介し、「この『クラスター型』産業配置により、企業のコミュニケーションコスト、物流コスト、協力コストは大幅に削減され、イノベーション効率を大きく向上させるだろう」と語った。

https://www.chinanews.com.cn/gn/2025/08-02/10458091.shtml

 

CCPIT Patent & Trademark Law Office



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